真空管付きPCオーディオ環境を作ってみる(序章)

「いらすとや」より「音楽鑑賞のイラスト」

「いらすとや」より”音楽鑑賞のイラスト”をお借りしました

いわゆる「ピュアオーディオ」の世界に入るつもりはないが、オンボードのサウンド機能ではなく、外付けのコンポやサウンドカードなどを使って、もっと良い音を聴きたいと前々から思っていた。

iStoreで購入した音楽やCDからインポート(リッピング)した音源は、ぜひ良い環境で聴きたい。

しかし、とても高そうなイメージのあるPCオーディオだが、中国製のアンプ、いわゆる「中華アンプ」を使うことで、格安でPCオーディオを整えられるようだ。

そこで”関西のアキバ”こと大阪の日本橋で必要なアンプなどを購入し、自分なりに良いオーディオ環境を整えてみた。

そこでNFJ(North Flat Japan)社が販売している真空管プリアンプ「FX-AUDIO- TUBE-01J」とパワーアンプ「FX-AUDIO D302J+」に出会い、なんと併せて14,000円弱で、真空管つきで格安の良質なPCオーディオ環境が手に入ったのだ

真空管との出会い

「いらすとや」より"真空管のイラスト"

「いらすとや」より”真空管のイラスト”

現在では、ラジオからスマートフォンまで、ありとあらゆる場所で半導体が活躍している。

だが半導体がなかった大昔は、ラジオから大型のコンピューターまで、ありとあらゆる場所で真空管が活躍していたのだ。

今でも超高級なオーディオやギターアンプなどでは人気らしく、実際にギターアンプに搭載された真空管を友人に見せてもらったことがある。たぶん、最新の高度なデジタル回路とは違った音なのだろう。

だが、真空管アンプはとても高いので、殆どあきらめていた。

ところが先日、”関西のアキバ”こと大阪の日本橋を歩いていた時のこと。

大阪日本橋で店舗運営。店舗名パソコンショップ フレンズです。激安販売中!

ふと表通りにある「フレンズ」というパソコンショップに立ち寄ったところ、最近はやりのハイレゾ音源に対応」と宣伝されたアンプが実演展示されていたのだ。しかも、思ったより安い。(3,000~12,000円程度)

そして、なんとなく陳列棚を眺めていると、4,980円の真空管プリアンプが目に留まった。しかも真空管が付属しているという。

ちょっと悩んだ末、7,800円のオーディオアンプ(パワーアンプ)とそれぞれ必要なACアダプター(別に買う必要がある)も頼んで、合計14,000円強をクレカ一括決済してしまった。

激安アンプの正体

今回買ったパワーアンプと、パワーアンプとパソコンの間に挟んで使う真空管プリアンプは、両方ともNFJ社というメーカーが作っている「中華アンプ」の一種だ。

会社のウェブサイトやブログをみた感じでは、中国で製造・先行販売して、フィードバックを元に日本向けにチューニングしたのを国内で販売しているようだ。

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プリアンプ「FX-AUDIO- TUBE-01J」

ブランド:FX-AUDIO-製品型番:TUBE-01J商品概要:真空管ラインアンプカラー:ブラックプレーヤーやDAC等とアンプの間に入れるラインアンプ(プリアンプ)です。

プリアンプとは、入力ソースの選択から、ボリュームや高音や低音などトーン調整などの役割を持つアンプの一種だ。

この真空管プリアンプ「TUBE-01J」は、ステレオ音源とパワーアンプの間に挟んで使うもので、音量の調整ができる。入力ゲイン値も調整できるらしいが、よく分からない。

このためAUDIO INPUT(音声入力)とAUDIO OUTPUT(音声出力)のピンジャック(赤白のRCA端子)が一つずつ用意されている。

INPUTとOUTPUTのピンジャックと電源入力が見える

TUBE-01Jの背部

だから、パソコンのオーディオをTUBE-01Jを通して楽しみたい場合、赤白のピンジャックがついたサウンドカードとオーディオケーブルで接続するか、イヤホン端子から赤白のピンプラグに変換するケーブルを使って繋ぐ必要がある。

また真空管プリアンプを使う前に、ボリュームを最小まで絞ってから電源をオンにして、あらかじめ真空管を暖めておく。真空管の構造上、ちゃんと動作するまでには時間がかかり、取扱説明書では30秒ほど、実際に使った感じでは一分以上は電源を入れておく。

ちなみにネットで調べてみると、この真空管は「6J1」という規格が使われており、「6AK5」 1や「5654」などの規格と互換があるようだ。

つまり動作保証外になってしまうが、真空管を取り替えて音の違いを楽しめる…らしい。

なおNFJ公式ストアでは、交換球の販売をしているので、そちらから初めてもいいかも知れない。

FX-AUDIO- TUBE-01・TUBE-01J 用 真空管 2本セットグレードとしては下記のようになり、本品は左の最上位グレードとなります。特級(ミルスペック高精度選別品) > ミルスペック(軍用) > 通常品(民間品)

フルデジタルアンプ「FX-AUDIO- D302J+」

先ほどの真空管プリアンプだけでは、オーディオスピーカーパッシブスピーカー 2鳴らない。そこでパッシブスピーカーが動作できる電力まで増幅するのが、パワーアンプである。

このD302J+は、デジタルからアナログまで様々な入力端子を備えており、これらを内部のプロセッサで処理した上で、オーディオスピーカー 3やヘッドホンに出力するフルデジタルアンプだ。いわゆるUSB DAC(Digital-to-Analog Converter)も兼ねている。

対応している入力は、

  • 光デジタル角型端子
  • 同軸デジタル端子
  • パソコンからのUSB接続(Type-B)
  • 赤白ピンジャック(RCA端子)

である。真空管プリアンプの出力は、この赤白のピンジャックへ繋ぐ。

まとめ

この「TUBE-01J」と「D302J+」、そして市販のオーディオスピーカーを組み合わせれば、あっという間に真空管つきのPCオーディオ環境ができる。更には、最近はやりのハイレゾにも対応しているようだ。CDより音が良いらしい。

しかし、オーディオスピーカーはよく分からないので、今まで使ってきたPCスピーカーを、真空管プリアンプとD302J+のアンプ経由で使っている 4

いつかはオーディオスピーカーを接続して、良質な音楽を楽しみたいと思う。

次回の記事では、プリアンプとアンプのセットアップについて取り上げたい。

2017/10/05追記

まずは真空管プリアンプを組み立てて、外付サウンドカードとPCスピーカーの間に挟んで使ってみた。これだけでも、随分と音が良くなった。

NFJ社が販売している真空管プリアンプ「TUBE-01J」を組み立てて、外付サウンドカードとPCスピーカーの間に挟んで使ってみた。すると予想以上に音質の向上が見られ、同じPCスピーカーとは思えない音の力強さと音場の広がりを感じることが出来た。

Notes:

  1. 英語版Wikipediaの記事によると、第二次世界大戦中のレーダーに使われたらしい
  2. 一方で、アンプを内蔵したスピーカーを、アクティブスピーカーという。PCスピーカーも、これの仲間だ。
  3. 最大出力15W 4Ω時、4~16Ωに対応
  4. 前述の通り、PCスピーカーも一種のアクティブスピーカーなので、D302J+は不要だったかもしれない
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